寝不足と自律神経失調症の関係性について


人間関係の乱れ・仕事の多忙やプレッシャー・将来の悩みや不安による精神的ストレス・過労・事故・怪我・さらには近所の騒音や、季節の変化などの温度なども身体的なストレスとなって自律神経の乱れの原因になります。

何らかの理由で交感神経と副交感神経のバランスが乱れた結果起こる自律神経失調症です。

いったい何が交感神経と副交感神経のバランスを乱すのでしょうか?

自律神経が乱れる理由

自律神経のバランスは辛い経験など大きなストレスを感じたことの後に乱れやすいですが、その他にも最も自律神経のバランスを乱しやすい要因の1つとして寝不足が挙げられます。

寝不足からかかりやすい自律神経失調症の症状は以下の通りです。

  • 不安、緊張
  • 憂鬱、抑うつ
  • めまい、吐き気
  • 倦怠感、変な汗
  • 頭痛、肩こり
  • 手足の違和感やしびれ
  • 動悸、不整脈
  • 不眠

あらわれる症状は人によって大きく違うのが特徴ですが自律神経失調症のとても多くのほとんどの方に共通しているのが寝不足です。

そして更に体調を崩すことによって覚醒睡眠リズムが乱れ、寝付けない方や睡眠の質が落ちて途中で起きてしまう方、熟睡できない方が多いのです。

睡眠は人間が健康を維持する上では必要不可欠なものです。
寝不足が自律神経のバランスを乱して心身の不調を起こし、症状を治りにくくしていることは一目瞭然です。

現代社会は人間関係のストレス・社会的なストレス・経済的なストレスなどさまざまなストレスにさらされやすい環境です。
その影響もあってか現代人の5人に1人は不眠症だと言われています。

また不眠症と診断されていないにしても常日頃から睡眠不足だと感じている方は、日本人全体の7割にも上るとも言われています。

もはや、日本人にとっては寝不足は国民的な悩みです。

寝不足が自律神経のバランスを乱すメカニズム

なぜ、睡眠不足は自律神経を乱してしまうのでしょうか。

寝ている間に脳や身体の疲労回復を図りますが寝不足になると疲労回復が間に合いません
そうなると1日に必要なエネルギーを蓄えることができなくなります。

つまりその日に消費したエネルギーを満タン充電することなく次の日もその次の日もそのまた次の日も迎える…
ということを繰り返して体力が、フル充電の90% → 80% →70% → 60% → 50% → 40% … と減っていくような感じになります。

寝不足の状態を続けていると、夜になるにつれて休息のための神経である副交感神経が優位に働くということがなくなってしまい、夜になっても交感神経が優位で疲れが取れずに休息できないということが起こり自律神経失調症の原因となります。

そして活動の神経の交感神経が優位なままということは、血管や筋肉が収縮するため血液の流れが悪くなり、手足の冷えや違和感やしびれ・
頭痛・肩こりといった、凝りや痛みが起こりやすくなります。

さらには、副交感神経が優位になる時間帯が短くなることでリンパ球が減少して免疫力も低下していきます。

また、脳への血流も悪くなるため集中力や注意力など脳の機能低下を招いてしまいます。

脳への血流が減ると睡眠ホルモンやストレスに対抗するホルモンが十分に分泌されないため、寝つきも悪くなり睡眠の質も悪くなるので夜中に何度も目が覚めたり早朝に目が覚めたりするなど、睡眠のトラブルが起こります。

その悪循環が慢性化してくると自律神経に何らかの異常が現れてくるのです。
うつや自律神経失調症のような、精神疾患といわれるもの、これらの予防には、十分な睡眠時間と規則正しい生活を心がけることがよいと分かっています。

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