睡眠時間を確保していても疲れが取れないのは、布団に入っていても実際は眠れていない、つまり睡眠効率が低い可能性があります。
考えられる原因はいろいろあります。
睡眠効率を低下させる代表的な習慣をいくつか紹介しますので、そこから見直してみましょう。
二重の影響でスマホに要注意
まず、睡眠前のスマホは厳禁です。
スマホから出るブルーライトは、眠気を誘うメラトニンの分泌を乱れさせます。
また、コンテンツがおもしろいと、興味をそそられて脳が覚醒していきます。
二重の影響で入眠を妨げるので、就寝の2時間前にはスマホに触れることをやめたいところです。
通勤に電車を利用している人は、帰宅時の車内での「うっかり寝」に注意してください。
睡眠の中でもっとも深い眠りは、その日初めて寝たときに出やすい。
帰りの電車の中でそれを先取りしてしまうと、帰宅後、睡眠のリズムが崩れて寝つきづらくなったり、眠れても眠りが浅くなりがちです。
通勤時間や体力との相談になりますが、うっかり寝を避けるには座らずに立ったまま帰ったほうが無難です。
最寄り駅に着いたら、コンビニには立ち寄らずに帰宅することをおすすめします。
コンビニは商品をきれいに見せるため、照度2500ルクス以上の非常に強い照明を使っています。
明るい照明は、ブルーライトと同じくメラトニンの分泌を乱しがちです。
また、余計なおやつを買って寝る前に食べるのもよくありません。
遅い時間に食事を取ると、消化吸収しきれずに逆流性食道炎を引き起こしやすくなります。
逆流の症状があると寝つきが悪くなり、睡眠効率は低下します。