寝不足は肥満のもと!いい睡眠で15キロ痩せた眠り方

2017年11月6日


睡眠で15キロのダイエット? にわかには信じ難いですが…。

『毎朝、目覚めるのが楽しみになる 大人女子のための睡眠パーフェクトブック』の著者、睡眠コンサルタント・産業心理カウンセラーの友野なおさんは、睡眠を見直すことにより「体質改善と15キロのダイエットに成功」したというのです。

 そもそも日本は世界で2番目に「眠らない国」、疲労困憊では明日の幸せにはありつけません(2009年、OECD調査。先進18カ国中、日本の平均睡眠時間は7時間50分で、韓国に次いで短い)。

 寝不足が肌に及ぼす影響は、女性なら誰もが実感していますよね。

それもそのはず、成長ホルモンの約70%が睡眠中に分泌されるというのです。

しかも成長ホルモンが集中して分泌されるのは、眠りについて最初の3時間。この3時間に美容の素がぎっしり詰まっているんですね。

 さらに3時間の途中に覚醒してしまうと成長ホルモンの分泌は妨げられるといいます。

◆なぜ、いい睡眠がダイエットにつながるのか?

 本書が掲げる「ダイエットは眠ることから」。

著者が実際に痩せているのですから無視できません。

本書によると「しっかり眠っていないと、食欲が増すホルモン『グレリン』が増加し、食欲を抑えるホルモン『レプチン』が減少する」というのです。

 確かに私も徹夜仕事をした時など、妙に炭水化物を欲したり暴飲暴食に走りました。睡眠不足が体内バランスまで崩してしまうのでしょうか。スタンフォード大学の調査によると「睡眠不足の状態は、しっかり眠った時に比べて食欲が25%増す」という結果が出ているそう。

食欲の25%アップをカロリーに換算すると、同書によると「個人差はありますが、1日350~500キロカロリー」というから恐ろしい!

 睡眠だけでダイエット成功というのは大袈裟だとしても、正しい睡眠がダイエットの味方というのは確か。

◆ぐっすり眠るための「睡眠五感」コントロール

 では、どうすればよく眠れるのでしょうか?

 寝つきが悪い人におススメなのが「睡眠五感」=視覚、聴覚、温熱感覚、触覚、嗅覚という、誰もが持っている5つのセンサーを睡眠向けに操作することだそうです。同書が挙げているコツを一部ご紹介すると――。

・まずは視覚。スマホなどから発せられるブルーライトは入眠を妨げます。就寝1時間前までにスマホも眠らせましょう。

・次いで聴覚。クラシックやヒーリングミュージックを聴いて睡眠準備。単純ですが効果はありそうです。

・温熱感覚は、心地良く眠れる温度を管理すること。除湿や加湿も忘れずに。

・触覚は、パジャマや寝具の肌触りを工夫して得られます。私事ですが、身体を締め付ける下着をやめてふんどしタイプのショーツにしたら不眠が減少しました。

・最後に嗅覚ですが、自分をリラックスする香りをしのばせればOK。本書では、ラベンダー、カモミール、イランイラン、サンダルウッドのアロマを推奨しています。

◆歯ぎしりがなくなると、顔がほっそりする

 さらに、寝ているときの歯ぎしりが、顔の輪郭をも左右するってご存知ですか。

 歯ぎしりは、歯や顎だけではなく、肩こりや片頭痛、顔の浮腫みやエラの張りの原因にもなるのです。

 もっともポピュラーなのがナイトガード(マウスピース)で、歯医者で5000円前後でオーダーメイドできます。

 私も長年歯ぎしりに悩み、ナイトガードを愛用しているひとり。装着して最初の2週間ほどは違和感がありましたが、1カ月もすると慣れ、次第に熟睡できるようになりました。

 歯を食いしばる時にかかる力は60kg~80kg。毎晩こんなに負荷をかけていれば、美容と健康にいいわけはありません。私自身が経験者ですから、声を大にして言います。「小顔マッサージに行く前に歯医者に行くべし」。

 睡眠時間は人生の3分の1。日中をアクティブに過ごすためにも、適切な睡眠を意識しようではありませんか。