医師に聞く「夏バテ対策」 食事より睡眠を

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東京で21日続いた連続降雨記録もようやくストップ。

どんよりとした曇天が一転、日本の夏らしい蒸し暑い季節が戻ってきました。

海や花火、バーベキューとワクワクする夏という季節ですが、健康面では夏バテや熱中症に注意が必要です。

皆さんは、これまでどんな対策をしてきましたか?

 

今回は、医師3700名を対象に「最も適切な夏バテ対策法」のアンケートを実施。医師たちが夏バテ予防のために最も気をつけて実施している、または患者に奨励している方法を、以下8つの項目から選択していただきました。

1. 冷房温度をうまく調節する
2. 十分な睡眠をとる
3. バランスのよい食事を摂る
4. 冷たい飲み物や食べ物を控える
5. 適度な運動をする
6. 暑さの厳しい日中の外出を避ける
7. こまめな水分補給をする
8. その他

夏バテ対策、最重要は「睡眠」

アンケートの結果は

「十分な睡眠をとる」ことが35%と一番の夏バテ対策として挙げられていました。

次いで「冷房温度をうまく調節する」が19%、「こまめな水分補給」が11%、「バランスのよい食事」が9%と続きました。対策のポイントを医師のコメントとともに紹介します。

──体を冷やしすぎない程度にエアコンで温度調節した部屋で、十分な睡眠をとることを最優先にしています。

日中の外出を避けたり、こまめな水分補給、バランスのとれた栄養補給も心がけています(50代男性 一般内科)。

──十分な睡眠をとる、適度な汗をかくようにクーラーを入れすぎないようにする、日中の外出は控える、冷たい食べ物や飲み物ばかり摂取しない、です(40代女性 アレルギー科)。

──こまめな水分補給しても熱中症にはなります。

夏バテを熱中症以外の食欲不振や易疲労感だとすれば、体の中を冷やすような冷たい飲食物をとりすぎないことでしょう。

暑いときは暑いものを食べ汗をかく、水分が足りなければ冷たくない水分をとることです(50代男性 一般内科)。

──夏だけではありませんが、多忙な医師には少しの時間でも睡眠できることは大切で、能力とも言えるでしょう。

そのため、少しでも快適な環境作り(室温など)も大切です(50代男性 一般内科)。

こうして見ると、特別なことではなく、日々の生活で気をつけていくことが大事なようです。

しかし、医師の場合、必要だとわかっていても忙しくて、なかなか睡眠を確保できないという声も。

とはいえこれは忙しいビジネスパーソンも同様。

「それをなんとかするのも能力」というコメントも多数見られました。

医師が夏バテに効くと思う食べ物は?

今回のアンケート回答で挙げられた食べ物は、焼き肉、うなぎ、ニンニク、塩飴。

焼き肉やうなぎで滋養強壮をつけ、塩飴で塩分を補給するという意図があるようです。

──主に清涼飲料水からの糖質の取りすぎと、相対的なビタミンB1の不足により、グルコース代謝クエン酸回路に入れずに乳酸として蓄積するのが夏バテの正体です。

したがって糖質過剰摂取を控え、豚肉やウナギなどビタミンB1を多く含む食品の摂取を励行するようにしています(40代男性 小児外科)。

──夏バテをする方は、夏に食欲が落ちているのではないでしょうか。

小生ややメタボ体型ですが、夏場でも食欲が落ちることはなく、夏は焼き肉、〆はラーメンと考えており、夏バテは体験したことがありません(50代男性 消化器内科)。

──ついつい、「素麺だけ」「お茶漬けだけ」みたいに口当たりの良い炭水化物だけを摂取しているとバテると思います。

脂質・たんぱく質をキチンと取ることが大事です(40代男性 一般内科)。

──ニンニクを食べるようにしています。

くさいので周りには迷惑でしょうが・・・(40代男性 一般内科)。

──水分とともに塩飴、塩こんぶなどの塩分補給も強く指導しています(50代男性 一般内科)。

睡眠も食事も当たり前のこと。

ですが、暑さが体力を奪う夏には、いつも以上に基本的な体調管理の意識が大事なようです。

秋の涼しい風が吹くまでは、睡眠の環境を整え、食べ物も気をつけてみてはいかがでしょうか?

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