【健康】危険な頭痛の見分け方とチェック法

2017年10月27日


私自身、脳出血で救急搬送された経験があるのですが、その時は、後述しますが、これまでに経験したことのないほどの痛みでした。

すぐに病院でMRI検査を行い脳出血だとわかったので、そのまま救急車で救急病院に搬送されました。

さいわいにも、発見が早かったので、右手が痺れた程度で、麻痺などなく、、後遺症なのか、片頭痛がする程度で助かりました。

1か月半の入院生活で、入院費は保険で賄えましたが、リハビリを含めた半年間は収入がなく、今でも借金生活です。

入院中、一番感じたのは、このまま寝たきりになったら家族に迷惑をかけてしまうということでした。

意識はあったのでベッドの上で、さらに鬱な気分が増してしまい、今でも抗うつ剤を使用しています。

よく言われることですが、異変を感じたらすぐに病院に行きましょう。

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危険な頭痛とは?

一言で頭痛といっても、実は様々な種類があるのです。

といっても、場所が場所だけに心配になってしまいますよね。

ほとんどの慢性的な頭痛はそんなに心配しなくてもよいことが多いのですが、一部の頭痛には命にかかわるものもあります。

ですからどんな病気があるのかを知っておくことが大切です。

そこで「危険な頭痛」とはどんな頭痛なのかを解説したいと思います。

頭痛を起こす危険な病気~命にかかわるものも

■くも膜下出血

危険な頭痛の代表例でもある、くも膜下出血。

脳は「くも膜」という、とても薄い膜で覆われています(オブラートのような膜だとイメージしてください)。

その上にさらに硬膜という、やや硬い膜があります。くも膜がみかんの中の薄皮だとすると、硬膜はみかんの外の皮にあたる部分です。

さらに、脳は非常に大事なものなので、硬膜の外には頭蓋骨があって、多重構造で脳を守っています(筆者注:ちなみにくも膜の下にはさらに軟膜という膜があります。結局、脳は軟膜、くも膜、硬膜の順に3種の膜で覆われています。この3つをあわせて「髄膜」といいます)。

くも膜下出血というのはその名の通り、脳の表面の血管にできた「脳動脈瘤」というコブが破れて、くも膜の下に出血してしまう病気です。

「カナズチで殴られたみたいに、突然痛み出して(たとえば、「何時何分何秒」といえるくらいはっきりとしたタイミングで)、しかも今まで経験したことのないひどい頭痛」というのが特徴。

こういった症状が起こったら、迷わず救急車を呼びましょう。

■脳出血

脳の中の血管が破れて出血が起こる病気です。
みかんでたとえると、実の中で出血が起こってしまった状態です。
たいていは高血圧が原因です。
頭痛、意識がなくなる、吐き気、麻痺などの症状が現れます。もちろんこの場合も救急車です。

■脳腫瘍

脳の中にできる「腫瘍=できもの」です。軽い頭痛から重い頭痛までいろいろな頭痛を引き起こします。時として吐き気などをともなうことがあります。こう書くと非常に不安になりますが、頻度はあまり多いものではないのでご安心を。CT、MRIでわかります。受診すべき診療科は脳神経外科です。

■慢性硬膜下血腫

お年寄りに多い病気です。しかし若い人でも、「酔っ払ってよく覚えていないけれど、頭を打った」というような場合に見つかることもあります。
頭を打った後、くも膜の上、硬膜の下(みかんでいうと薄皮の上、外の皮の下)に血がじわじわとたまってきて(=血腫)、脳を圧迫します。

「なんとなくこの1ヵ月で痴ほう状態が進んだ」「この2ヵ月でだんだんろれつが回らなくなってきた」「1ヵ月でだんだん歩きづらくなってきた」なんていう症状があったら要注意。認知症と勘違いされることもよくあります。

早めに血腫を手術で取り除けば良くなりますので、思い当たるフシがあったら脳神経外科へ。

■髄膜炎

「熱もあるし、風邪っぽいし、頭も痛い。首の後ろがなんだか硬くなっている」というのが特徴。
脳を包んでいる髄膜にウイルスやばい菌がついて炎症を起こした状態です。診療科は内科です。

その他、目の病気である緑内障、鼻の病気である副鼻腔炎が原因で頭痛が起こることもあります。
気になる頭痛がある場合は、以下の「危険な頭痛チェックリスト」でチェックしてみてください。

こんな症状があったらすぐ病院へ! 危険な頭痛チェックリスト
一言でいうと「急で激しい頭痛、意識が変だったり麻痺があったらすぐ病院へ!」ということを覚えておいてください。詳しくは下記のチェックリストをご覧ください。

もちろん、片頭痛で吐き気をともなうこともありますし、必ずしもこういった頭痛がすべて取り返しのつかないものであるとは限りません。
しかしやはり「痛みの強さがひどいかどうか、突然かどうか、だんだん悪くなるかどうか、神経症状(記憶障害やけいれんなど)があるかどうか、発熱があるかどうか」、また「頭を強く打ったことがあるかどうか」「早朝に痛むかどうか」といったことが重要なポイントになりますのでご参考に。

■危険な頭痛チェックリスト

・今まで経験したことがない頭痛
・普段と明らかに違う頭痛
・痛みが強烈な頭痛
・突然起こった頭痛。たとえば、バットで殴られたような強烈な頭痛
・朝方(とくに早朝)に起こった頭痛
・日に日にだんだんひどくなる頭痛
・ずっと続いている(たとえば1週間以上)強い頭痛
・ものが二重に見える、またはものが見えなくなる頭痛
・麻痺やしびれ、けいれんなどがいっしょに起こった頭痛
・意識があやふやになったり、訳のわからないことを口走ったりする頭痛
・ろれつが回らないなど、言葉がしゃべりにくくなる頭痛
・意識障害をともなう頭痛
・めまいや吐き気をともなう頭痛
・高熱をともなう頭痛
・高齢になって初めて起こった頭痛

以上のような痛みがしたら、必ずすぐに病院を受診し、医師に診てもらうようにしましょう。