絞り込み 検索
タグ

うつ病で働けない…「傷病手当金」を受け取るためのポイント


傷病手当金制度

うつ病で働けなくなり、会社を休むことになった時、“傷病手当金”がもらえます。

実際、私は1年半にわたり傷病手当金をもらっていました。

その後、会社を辞めることになった時に、総務の担当者がすごく親切にしてくれて、ダメもとでも”障害年金”が受給できるか申請してみましょう、と手続きをを教えてもらい、その後、数年にわたり、年金をもらうことができました。

傷病手当は、給与の3分の2ほど出ますから、休職中の収入がない時期にとっては非常にありがたかったです。

一方、障害年金の方は、病状の度合いにもよりますが、私の場合、年に70万程度と、とても生活できるレベルではなかったため、いろんなところから借金をして、何とか生きている状態でした。

うつ病などの精神疾患で医療機関にかかっている方は、ここ最近大幅に増加しています。厚生労働省の調査によれば、320万人を超えているとのこと(平成23年)。

“メンタル”の不調は誰にでも起こりえることで、生活の保障としての傷病手当金制度を知っておくことは、けっして損にはならないことでしょう。

中小企業診断士、社会保険労務士、職場メンタルヘルスコンサルタントの上江誠さんにお話をうかがってきました。

 

1:“うつ病”で休職でも、傷病手当金をもらえる可能性

うつ病の治療期間は、どんなに早く治癒したとしても、“3か月ほど”かかるといわれています。

「うつ病で仕事を休むことになり、治療をはじめてから復職までのステップの期間を含めると、半年から1年ぐらいかかるのではないでしょうか」と上江さんは言います。

うつ病の治療などで仕事を長期に休むことになるため、その間の生活保障として、“傷病手当金”を申請することができるのです。

 

2:傷病手当金をもらえる要件3つ

傷病手当金をもらえる要件について、確認してみますね。

(1)“業務外”の事由による病気やケガの療養のための休業であること

(2) 働くことができず、働けない日が継続して3日間あること

(3) “労務不能”により給与の支払がないこと

「うつ病の初期は、休み、出勤、休み、出勤……といったようになりがちです。
働けない日(休み)が3日継続すると、4日目から傷病手当金が支給されます」と上江さん。

 

私の場合、1年休職後、復職して1年、その後また1年の休職と、繰り返したため、二回目の休職後は、半年間しか支給されませんでした。

 

3:もらえる金額は、お給料の約67%

「傷病手当金の支給額は、お給料の約67%もらえると考えてください。
お給料の全額ではないですが、働けずお給料が出ないなか、治療にもお金がかかるといった状況なので、傷病手当金の支給は心強いと思います」

4:もらえる期間は1年6か月が限度

傷病手当金のもらえる期間は、“1年6か月”を限度に支給されるものです。

「うつ病の場合によくあるケースとして、一度回復して職場復帰したものの、その後再発して、再び働けなくなったという場合です。
この場合、途中の回復があったとしても、もらえる期間はリセットされないので注意が必要です。
最初にもらいはじめてから、1年6か月を限度に支給されます」

 まさに私はこのパターンでした。

なお、大企業の健康保険組合では独自の規定により、“1年6か月”より長い期間もらえる場合がありますので、就業規則などを確認してみましょう。

5:申請には、“医師の意見”と“会社の証明”が必要

「傷病手当金の申請は、本人にかわって会社の人事や総務の担当の方がしてくれる場合がほとんどです。
ただし、申請書には医師の意見と会社の証明が必要となるので、まず、主治医の先生に記入をお願いしてください。
それから、その申請書を会社に提出するようにしてくださいね」

医師や会社に記入をお願いすることになるので、実際に傷病手当金が支給されるまでに多少時間がかかるとのことです。
余裕を持って手続きを進めたいですね。

私の場合は、総務の担当者と一緒に動いてもらって手続きを行いました。

親切な担当者で大変助かりました。

なにせ、自分で外出するのが非常に辛い事でしたので。
近所のコンビニに行くのでさえ命がけくらいの思いでした。

 

以上、うつ病で働けなくなったとき、休業中でも”傷病手当金”を受け取るためのポイントについて、私の体験談からご紹介いたしましたが、いかがでしたか?