うつ病チェックしてみませんか~経験者のはなし

私の体験談をもとにうつ病チェック、予防法、治療法、薬の種類、家族の心構えなど、お悩み解決のお手伝い

病気の種類 病状

慢性疲労症候群、脳の炎症が関与

投稿日:2014年9月8日 更新日:


社会生活が送れないほどの疲労が半年以上も続く慢性疲労症候群(CFS)は、脳内で起こる慢性炎症が深く関わっていることが分かった。

理化学研究所大阪市立大の研究グループが4日、発表した。

今後、診断や治療法の確立につながる可能性がある。

写真・図版慢性疲労症候群のしくみ

 

CFSは、1980年代に米国で初めて報告された原因不明の病気。

日本では30万人以上いると推計される。

特効薬はない上、客観的な数値で表しにくい疲労が症状の中心なので、患者は「怠けている」などといった偏見にも苦しんでいる。

研究グループは、ごく微量の放射線を放つ放射性同位元素を注射して陽電子放射断層撮影(PET)で追跡する「分子イメージング」と呼ばれる手法を活用。

患者9人と健康な10人で、脳神経の状態を調べた。

その結果、患者の脳では、痛覚と関係する場所や、認知力や記憶力の中枢など複数の場所で炎症が起きていた。
炎症の程度が強い人ほど症状も強かった。

また、疑似ウイルスで感染状態にしたラットを使った別の実験では、脳内に炎症物質の一種が増えていることを立証した。

この物質の量が多い数日間はラットはぐったりする。

一方、事前に炎症物質の働きを妨げる別の物質を脳内に注射したラットは、感染後も元気だった。

理研ライフサイエンス技術基盤研究センターの渡辺恭良(やすよし)センター長は「二つの実験から、感染後に起きる脳の急性炎症が、何かの原因で慢性化すると、CFSになると考えられる」と説明。

脳の炎症を標的にした診断法と治療法の開発につなげたい、としている。

 

-病気の種類, 病状
-, ,

執筆者:

関連記事

眠れない…環境の変化が起こす「春うつ」にならない過ごし方

-目次-1 “春うつ”1.1 ■情緒不安定なときには、呼吸法でリラックス1.2 ■仕事疲れや精神的ストレスは“爪”をチェック1.3 ■春うつやストレスには“ネギ”を! “春うつ” 「眠れない、気分がぱ …

【事例】うつ病を再発させない働き方とは

-目次-1 <うつ病退職>元社員を提訴した会社に110万円支払い命令1.1 うつ病を再発させない働き方とは1.1.1 「復職後すぐ」の時期は再発リスクが高い1.1.2 うつ病だったことを隠し、職を転々 …

家族がうつ病の方へ 接し方

ご家族にできること ~厚生労働省のサイトより 家族としての対応は? ● 《病気の理解と基本的な対応》   「治療にはご家族の協力が重要」などといわれますと、大きな責務を感じて、ついつい力が入 …

うつ症状とうつ病の違い

よくうつ状態、うつ症状と表現されることがありますが、うつ病と、うつ症状であるのとは意味が違います。 うつ症状だからといって、うつ病と勝手に判断することは間違いです。 放っておくと危険な病気ばかりですの …

うつ病、若者の疾患と障害の最大要因 WHO報告

AFPBB News(2014年5月15日15時07分)からの引用です。 【AFP=時事】世界保健機関(World Health Organization、WHO)は14日、うつ病が若者の疾患と障害に …

TOP