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体験談 薬について

うつ病と薬害について

投稿日:2014年7月2日 更新日:


薬害被害

「何年も抗うつ薬を飲んでいるのに、症状がなかなか改善しない……」

不適切な薬の処方によって、長年副作用に苦しめられている人が数多くいらっしゃると聞きます。

薬害被害。

・製薬会社が病院と手を組んで患者を囲い込んでいる!
・メディアもグルになって、精神科を受診するよう煽っている!
・売上のために、患者を薬漬けにして長期通院させている!
・病気じゃない人に薬を処方して、本物のうつ病患者を作り出している!

そういうことはあると思います。

もしかしたら洗脳されてるのかなーと思うこともあります。

でも、憎悪の気持ちはありません。

もちろん、薬害被害は許されるものではなく、適切な医療を求めることは何より大切です。

 

悪人はいるけど、そうじゃない人もいる

自分たちの利益のために、患者を食い物にする製薬会社、病院、メディア。

どんな世界にも「悪」は存在します。

でも、悪人ばかりではありません。患者のことを第一に考えて治療をする医師もいるでしょうし、苦しんでいる人の痛みを軽減するための新薬開発に心血を注ぐ研究者、回復のために必要な情報を少しでも多くの人に伝えようと奮闘する記者もいることでしょう。

精神科医に限って言えば、受診した患者さんの話を聞いて、必要がなければ薬を処方せず、そのまま帰すケースもあると聞いたことがあります。

私自身も、減薬を目指して治療を進めてきました。薬の効果と副作用はもちろん、どの薬から減らしていくか、量をどれくらい減らすかという具体的なプランについても説明を受けました。

時間はかかりましたが、薬の量は減ってきています。

患者の回復のために治療を施してくれる精神科医がいることは間違いありません。

きっと多くの先生は、少しでも人の役に立てるように仕事をしているのではないかと私は思うんですよね。

まぁ、中には、悪気なく薬漬けにしてしまっている精神科医もいるのかもしれないし、私の歴代の主治医もそうなのかもしれないですけど。

とにかく、何でもかんでも「悪」とみなすのは危険だなといつも思います。
感情的に批判するのもいただけません。

事実を見失う可能性があります。

 

批判よりも解決策を考えていきたい

薬害を訴える団体や被害者の声を聞くたび、何ともやりきれない気持ちになります。

また、不適切な投薬により苦しんでいる方のことを思うと胸が痛みます。

このような事実は少しでも多くの方に知っていただきたいですし、私ももっと勉強しなければいけないと思います。

ただ、中には過激な批判もあって、その言葉に悲しくなることがあります。

せっかく素晴らしい内容でも、人間性を否定するような行き過ぎた批判は、どうしても受け入れられません。

悪を証明するために仕立て上げられる悪があるように感じてしまいます。

問題解決のためには、その原因を分析する必要がありますが、犯人捜しをして責任を追及するだけでは意味がありません。

誰かを糾弾するよりも、どうしたら問題を解決できるか具体的な方法を模索していくことが、苦しんでいる人々を助けることにつながります。

薬害被害を訴えるサイトを見ていると、知性的な方が多く、情熱を感じます。このような場に集まる人たちが知恵を出し合えば、多くの人を救う解決策を見い出せるはずです。

 

まずは知ることが大事

薬を大量に処方され、副作用に苦しんでいる方がいる事実は無視できませんが、薬物療法によって回復し、社会復帰した方もいらっしゃいます。

私自身もそうです。

リスクを負ったとしても、それ以上の効果が得られるからこそ、薬物の力を借りるんだと思います。

だからといって、「薬を飲めば治る!」とも思っていません。

まずは、病気や薬について知ること。
メリット・デメリットの両方を理解すること。

誰か一人の言い分だけではなく、いろいろな人の言い分を聞いてみること。

今の処方に疑問があるときは、主治医に詳しく尋ねてみたり、セカンドオピニオンで別の医師の意見を聞くことも役に立つでしょう。

ネットで情報を探すときには、誰が発信しているか、示された情報は根拠のあるものか確認する習慣をつけておくと、情報に振り回されて不安になることも少なくなると思います。

 

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